“PRINCIPAL” LISA AOKI

サステナブルな成長を-。
そんな思いを胸に、常に学び続けながら伴走していきたい。

サステナブルな成長を-。
そんな思いを胸に、
常に学び続けながら伴走していきたい

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PRINCIPAL

2007年伊藤忠商事入社。情報産業ビジネス部に配属。欧米SaaSの日本展開支援、アプリ開発コンテストの運営、新規ITソリューションの開発、グループ会社の海外成長戦略策定等に従事。伊藤忠テクノソリューションズへの出向を経て、伊藤忠グループのIT投資や新規投資先向けITデューデリジェンス、PMIを支援。2020年から伊藤忠商事サステナビリティ推進部において各種サステナビリティ方針の作成や人権・サプライチェーン対応、ESG情報の開示・拡充を担当。複数のESG銘柄への新規組入れを実現し、ESG投資拡大に貢献。2023年4月より現職。

PROFILE LISA AOKI

VCで働くことに
運命を感じています

ITVに来て初めてVCの業務に従事していますが、スタートアップとのご縁は、伊藤忠に入社して1年目に取り組んだ学生向けのアプリ開発コンテストの運営が最初でした。受賞者をシリコンバレーに招待し、現地のさまざまなスタートアップとの交流をコーディネート。訪問する先々でとてもポジティブなエネルギーを感じました。

実はシリコンバレー視察のとき、私の名前の由来でもある、アップルが最初に開発したコンピュータ「Lisa」の現物を見る機会がありました。Lisaのコンセプトは、インターナショナル、イノベーティブ、クリエーティブ。両親は私にそういった素養を持つ人物に育ってほしいとの思いを込めたそうで……。自分が名前をもらったコンビュータと対面し、イノベーションを生み出す方々の熱意溢れるお話を直にお伺いすることのできた貴重な体験でした。

いまテクノロジーで世界を変えるスタートアップを支援するITVの一員になったのも、もしかすると名づけられたときから決まっていたのでしょうか(笑)。運命を感じます。

伊藤忠のネットワークを
活かしたい

ありがたいことに入社以降、さまざまな経験をさせてもらいました。欧米SaaSを日本の商習慣に合わせて国内展開したり、SIベンダーに出向してITソリューションを提案・販売する立場でお客様の課題解決に向き合ったり、売る側の立場での経験を活かして、伊藤忠商事に戻った後は逆に経営企画部でシステムを導入する側の課題に寄り添い、数々のグループ会社のIT投資やシステム更改をサポートしたり。
さらにM&AのITデューデリジェンスやPMIの支援、傘下の事業会社の海外成長戦略策定、新規事業開発も経験しています。市場調査、パートナー開拓、HP制作や販促資料の作成、各業界知見の豊富な方にアドバイスを求めてまわり、食料や化学品、機械、住生活と多岐に渡る分野の同期・同僚とともに最適なITソリューションの提供スキームを検討したり、顧客開拓に取り組んできました。

当時は目の前の仕事を一生懸命やるだけでしたが、ここにきて点と点がつながった感覚があります。

ITVは独立系VCですが、同時に伊藤忠グループのリソースを投資先の成長に活かせることを強みにしています。ですから、それぞれの立場で得た知見や経験、これまで培ってきたグループ内のさまざまな部署とのネットワークを活かして、適切な人や情報を繋げることに汗をかいていきたいと思っています。

PHILOSOPHY OF LISA AOKI

自分たちの選んだ道を
最善最高の選択にしていきたい―

イノベーティブでクリエイティブ、そしてインターナショナルに通用するような、テクノロジーで変革を起こすスタートアップに広く関心があります。それを前提としつつも、ITVでは二つの視点を活かせたらよいなと考えています。

一つはESGの視点です。前職では3年間サステナビリティ(主に方針策定とESG情報開示)を担当し、伊藤忠商事を3つのグローバルなESGインデックスへ新規に組み入れました。グループ会社や多くの部署との連携や調整を経て、国内上場企業として最高のESGスコアを獲得し、900億円超のESG投資を新たに呼び込むことに尽力しました。今後、サステナビリティへの対応は追加資金調達やIPOを見据えるスタートアップにとっても欠かせない視点ではないかと思うので、この過程を通じたネットワークや知見を、ぜひ投資先に還元していくことができればよいなと思っています。

もう一つは女性の視点です。私自身は女性であることをとくに強く打ち出したいとは思っていませんが、人口の約半数は女性ですし、VC業界においても、ダイバーシティは重要なテーマの一つだと考えています。また、個人的な経験からも起業家のみならず、その従業員や家族の奮闘にも思いを寄せつつ、寄り添えるベンチャーキャピタリストでありたいです。

起業家には四六時中働いてもなかなか事態が好転しない、利益が出ない苦しい時期があると思いますが、自分(たち)の選んだ道を最善の選択とすべく、関わるすべての人が幸せになれるようなサステナブルなエコシステムづくりや成長をしていってほしい--。そんな思いを胸に、私自身もつねに考え、学び続けながら、伴走していきたいです。

PHILOSOPHY OF LISA AOKI

PORTFOLIO

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